自分の操縦席をつくる — 任せる線と、握る線
AI が当たり前にコードを書く時代に、新人エンジニアは何をどう仕事にするのか。
これは「AI 活用術」の本ではなく、自分の 1 日を回す型をつくる本です。
2026年8月18日 発売/ 予約受付中・発売日に自動で端末へ届きます
AI が起こす事故は、壊れた顔をしていません。
— 第00章「はじめに」より
実装の大半は数分で形になるようになりました。それでも 1 年目がぶつかる壁は、ほとんど変わっていません。
タスクは渡された。でも最初の一手が決まらない。AI は「与えられた問いに答える」のは得意でも、いま何を問うべきかは決めてくれない。
何分詰まったら聞くべきか、誰に聞くべきか。聞く相手を選ぶのは、依然として自分の仕事として残る。
動くものは作った。なのに評価されない。1 年目の評価は、書いたコードの量ではなく渡された曖昧なものを進められる形に変える力で決まる。
「テストを通して」と頼んだらテストの中身のほうが消えていた。エラーは出ない。気づけるかは知識ではなく手続きで決まる。
ルールはこれだけです。すべての章がこの 3 つに戻ってきます。迷ったらここに帰ってくる。
送信・マージ・デプロイ・削除。取り消せない操作と、外に出ていく操作は、AI に実行させない。
AI にも、自分にも、根拠を言わせる。数字が出てきたら、報告の前に一次データを開き直す。
記憶や会話の履歴ではなく、台帳・チケット・メモに残す。頭の中は作業場であって、保管庫ではない。
定型を型に落としておくことで、非定型な判断に頭を使えるようにする。
— 「操縦席をつくる」とはどういうことか
各章末に必ず「やってみる」を置いています。明日の朝から試せることだけを書きました。
プロンプト集やツール紹介は入れていません。半年でモデルが変わり、1年でツール名が変わるためです。
写真は制作中のイメージです。表紙のタイトル表記は最終版と異なります。
AI は使っているが「使いこなせている気がしない」人。
現場の進め方(報連相・チケット・レビュー)に不安がある人。
AI に任せすぎて、自分が育っていないのではと感じている人。
新人育成に悩んでいる人。教材としても使えます。
読む順序はありません。どの巻からでも単独で読めます。